この科目、教科って何のために勉強してるんだろう?将来なんの役に立つのかな?と考えたことって一度はあるのではないでしょうか?
私も、特に嫌いな教科でそのように思ってました。
そこで、今回は非常に役に立ったな・非常に役立つだろうなと思える教科を厳選しました!
嫌々やっている教科にももちろん意味があったりします。ですが、私は無理やり勉強する必要はないと思っています。
その理由は記事後半に記載!それでは早速まいりましょう!
【高校編】学んでおくべき科目5選!
現代文
これこそ、「日本人なのになんで学んでるの?」と疑問に思ってしまう教科・科目ですが、最も重要だと考えています。
そして現代文にもいろいろありますが、私が最重要だと思うのが「読解問題・読み取り」です!
なぜなら、文章を考えながら読む練習になり、読書の質を上げることにつながります!
ちなみに本には、著者の人生の経験や知識などが多く詰まっています。読書は、その知識を1000円~2000円程度で学べることであり、非常に価値があるのです!
したがって、読書こそが最上級の学びであるのです!
その読書の練習につながるため、現代文を学習することは非常に有意義な行為なのです!
英語(リスニング・スピーキング)
英語を話せることは、世界中の人と繋がることができ、将来得られるチャンスの数が桁違いです。
さらに、今までは日本に居れば全く必要ありませんでしたが、リモートが進むにつれてより広い地域と繋がることになり、日本国内だけでなく、世界中の人と交流する機会が増えるのは確実でしょう!
したがって、英語を学習することは非常に大切で、話せるようになった時のアドバンテージは計り知れません!
現在、日本の英語学習は「リーディング・ライティング」に力を入れています。(ようやくリスニングには少し力を入れてきました)
しかし、中学・高校・大学で英語を学び、実際に英語を話せるようになった方はおそらく0ではないでしょうか。
そうなんです!今の日本の英語教育の方針は「英語を話せるようになる」という目的だと、間違っていると言わざる負えません。
必要なのは「リスニング・スピーキング」の学習です!
したがって、自分で英語を学習する場合は、リスニング・スピーキングに力を入れて行いましょう!
情報(プログラミング)
現代のネット社会において、情報の授業でパソコン全般の知識を得ることは非常に重要になってきます。
エクセルやパワーポイントをうまく使えることは、大きなアドバンテージになります。
その中でも、特にプログラミングの知識はこれからのビジネスで必要となってくる重要なスキルです。
テックアカデミーなどのようにプログラミング専用の塾のようなものができている時代なのです。
したがって、学校でプログラミングを学ぶことは非常に有益な資産になります。
しかしほとんどの場合、高校の先生が専門的なプログラミング知識を持っているわけではないので、浅い知識しか学べない可能性は高いです。
ただ、プログラミング教育が小学校で必修化することからも、国がプログラミングに力を入れていることは明白なので、非常に重宝されるスキルであることは間違いありません!
そのため、学校教育だけでなく、独学でプログラミングを学ぶ価値は十分あると思います。
数学
数学は日常的に使用する範囲であれば、中学までの知識で十分です。
因数分解とか、2次関数の最大最小問題なんて、日常のどこでも使わないですよね。
しかし、例えばプログラミングを学んだりする際には微分積分など、様々な他の学習の場面で高校数学の知識や大学の知識が必要になってきます。
このように、日常社会では使う場面は少ないですが、他の科目や思わぬ所で役に立ったり、必要になってきます。
また、論理的な考え方の基礎を身に付けるという意味では、数学の学習は必須なのです!
文化祭
文化祭って科目ではないですよね??
そうです、文化祭は全く科目ではないのですが、非常に大切なことを学べるのではと思っています。
まずは、クラス全員で物事を成し遂げるというチームワークが学べます。
チームワークは、将来チームで仕事をこなしていくうえで最も必要なスキルです!
もちろんこれは文化祭だけに限定するものではなく、音楽祭や体育祭も同じです。
さらに、クラス全員で物事を成し遂げることで、今まで見えなかった友達の一面を見られたり、「こんな人がいるんだな!」といった人の多様性や、人との付き合い方を学ぶことが学べます。
人間の問題の9割が人間関係だと言われています。そんな人間関係の大部分を学べる「文化祭」は最も学んでおくべき科目と言っていいでしょう!
他の科目は大切ではない?
他の科目が大切でないというわけではありません。
例えば料理が好きな生徒には、家庭科の授業はとても有意義な授業になるし、歌が好きな生徒は音楽が有意義な授業になります。
そのため、決して他の科目が大切じゃない訳ではなく、人それぞれ大切な(重みを置く)科目が変わってくるということです。
ただ、現代の中学高校では広い範囲を学びすぎて、テストや受験だけの勉強となってしまい、ゆとりのある学習をできているとは言えないと思います。
また私は、多くの一般で使う知識は中学までで学べると思っているため、高校ではもう少し科目を減らし、その分より深く探求するべきなのです。
塾講師の経験もあって、高校生たちがいつも大量の課題に追われている姿を見ると、凄くもったいないと思ってしまいます。
やりたくもない科目の課題を、大量にやらされても知識は得られず、ただお金の発生しない作業になってしまうのです。
広く浅い今の勉強法ではなく、狭く深く学び、課題に追われるのではなく、クラス全員で文化祭のように物事を成し遂げることに取り組むことが一番に人間的に成長すると私は考えています!
自分に合った必要な科目の見つけ方とは?
それでは、どうやって自分の学ぶべき科目を見つけるのでしょうか。
それは、将来どんな自分になっていたいかで決まります!
ですが、将来就きたい仕事なんてまだ分かんないよ!という方がほとんどだと思います。
そういったか方も、とても抽象的なものでも全然大丈夫なんです!例えば、将来は会社で働かずノマドワーカーで生きていきたい!とかで大丈夫です!
では、それぞれ具体的にやりたいことがある場合と、ない場合で見ていきましょう!
将来具体的にやりたいことがある人
こちらはとても単純で、将来やりたいことについて学べる大学を探し、それに必要な必須科目を学んでいきましょう!
ただし、受験に関係ないことを一切学ばないという姿勢を持ってはいけません。
例えば受験に直接関係なくても、文化祭などのクラス行事は必ず参加するべきです!
チームでの行事にどれだけ真剣に取り組めたかで、その後の人生を大きく変えます!
そして私の高校の頃の担任が言っていたのですが、クラス行事や学級委員などを積極的に行う人は志望校に合格する確率が非常に高いそうです。(あくまで私の元担任の言葉であるので鵜呑みにはしないでください!)
このようなことからも、クラス行事をおろそかにせず、受験科目を勉強することが大切です。
将来具体的にやりたいことが無い人(抽象的)
将来やりたいことが具体的に決まってない人は、
- 将来なりたい働き方や過ごし方を想像する
- その過ごし方をしている人にはどんな人がいて、どんな働き方をしているのかを調べる
- その中で、自分に合ってそうな働き方と、世の中の流れやニーズを考える
- どちらもある程度満たしていると思うものを将来のやりたいことと仮定する
この過程で仮定した将来やりたいことについて学べる大学を探し、それに必要な必須科目を学んでいきましょう!
また、大学に行く必要がない場合は、必要なスキル学びに特化していきましょう!(絶対に大学に行かなければならないというわけではありません!)
仮の決定なので、途中で他にやりたいことが変わったりすることがあるかもしれませんが、自分でやりたいと思ったことを考え、それについてに主体的に学んだことは絶対に無駄になりません!
無理やらされる課題ではなく、自主的に学んだことは必ずどこかで役に立つので、心配せずに今自分の学びたいことを自主的に学んでいきましょう!
どちらも最終的には、今の高校科目の意義や将来の必要性を考えることで、少しでも多くの科目を主体性を持って取り組めるようにすることです!
まとめ
正直に言って、学校からの課題は忠実にこなす必要なんてないのです。
自分で何を学びたいかを考え自主的に学んだことの方が何十倍も価値があります。
ただしこのように過ごせば、よく怒られると思います、、
ですが、怒られれば自由なことができるのです!
とは言うものの、私は課題を嫌々やっていた勢なので、非常に難しく、中々実行に移せることではないのはわかっています。
なので、将来のビジョンを決め、少しでも主体的に取り組める科目を増やしていきましょう!
何か偉大なことを成し遂げる人は、多くが異端なスターなのです。それは自分の学びたいことを主体的に深く学んでいるためで、広く浅く学んだ人には敵いっこないのです。
自分に合った科目を見つけ、主体的に深く学んでいきましょう!